読みました。
著者は、信越化学工業の代表取締役社長を務める金川千尋氏。
現在80歳で、バリバリの現役というのだから、脱帽です。
また米国シンテックの社長も兼任されておられます。
信越化学工業は、2007年3月期の連結決算で、売上高1兆3000億円、経常利益2470億円。12期連続の増収増益だそうです。
この本は、金川社長の履歴書のような感じ。
僕はもっと精神論的な経営論をお持ちなのかと想像しましたが、真逆。
「頑張る」という言葉は嫌いで、寝てても良い結果を出さればそれでいい
とハッキリと語っています。
経営者としての役割は、
社員に仕事のチャンスを与え、自ら伸びる人間を見つけること
この中にもクールな一面を覗かせていますね。
そして、会社の業績アップには社長と社員との信頼関係が絶対不可欠
だと書いてあります。
情に惑わされてはいけない。
会社が生きるか死ぬかは社長にかかっている。
余計は情は、やもすると私欲が入ってしまうことがある。
それが会社の成長を妨げる。
それをすべて振り切るクセをつけ、
会社経営に没頭するようにならないといけない!
っと、この本を読んで自分に思いました。
ちょうどこんな答えを出せる投げかけが欲しかった。
パートナーに対して、リスペクトを求める自分がいます。
そのリスペクトは、どうしても会社にとって必要である部分と、
少なからず、情の部分を求めている自分がいます。
日々の練習で、この情を断ち切るようにします!
明日から夏休み。
沢山本を読もうと思います。
生涯勉強!
生涯仕事!!
posted by ひろくん at 14:19| 岡山 ☀|
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