異業種交流会でお世話になっている
酸素バーの社長様からすすめられ読みました。
人との出会いと同じように本とも出会いがあります。
素晴らしい本と出会ったときは胸が熱くなったり
元気をもらったります。
この本はすごい!!
これだけ涙を流した本はそうそうありません。
元々僕は涙もろいのですが、
本当に気持ちよく沢山の涙を流しました。
著者は元マイクロソフトの要職。
働きづめに働き、
9年ぶりにとった休暇でネパールに登山に出かけ、
そこで人生を変える光景を目の当たりにする。
ネパールの子供たちの通う学校には、
自分たちの身体にあった机やイスはないばかりか、
本すらない。
国が貧しくて学校に本がないのだ。
義務教育という
自分たちが何の恩恵も感じずに当たり前に受けてこられた教育を、
受けたくても受けられない子供たちが、
本を見たことのない子供たちが
たくさんいる!
著者は若くして高い地位と収入を全て捨て、
自分の犠牲を厭わず人を救う道を選ぶ。
なかなか出来ないことだ。
彼の設立したNPO団体は世界中から寄付を募り、
今ではネパール以外にも貧しい国々に本を寄付し、
図書館を、
そして学校を建て続けている。
最悪なのは、
“出来ない理由を並べて何もしないこと”
と言う著者の言葉が胸を突く!