読みました。
僕の大好きな豆腐。「男前豆腐店」。
その社長が書いた本です。
とても面白くて、あっという間に読み切りました。
伊藤社長こそ、
妄想のカリスマ!
自分ブランドの達人!ですね
「男前豆腐」が世に出る前の豆腐といえば、
「味」は二の次で、一番は「価格」だった。
一丁百円以下は当たり前。
スーパーのバイヤーの選ぶ基準は「安さ」。
メーカーは粗利が少ないにもかかわらず、
「安さ」への飽くなき挑戦(?)を繰り返していた。
でも、これほどむなしい「もの作り」はないだろう。
そんな中、
伊藤社長は一丁三百円という掟破りの豆腐を世に出した。
しかも、個人商店ではなく、大量生産で。
その後は皆さんの知るとおり。
売れまくった。
『うちは良い素材を使って、
めちゃめちゃ手間かけてつくってるから、
お客さんお金払ってね(^−^)』
っていうような伊藤社長のスタンス。
一言で、カッコイイ[m:87]
男前!
サービスとは、
値段を下げることではない。
お客様の喜ぶ顔が見たくて、
そのために汗水流すことだ。
本書の中で伊藤社長は、
「もの作り」について以下のように語っている。
『「もの作り」って、
さまざまな妄想をふくらませながら、
それを徐々に具体化していくことだと、
僕は思ってます。
妄想はあればあるほどいい。』
プロの妄想の域は、
明らかに素人とは違う。
鮮明さがまるで違う。
そして、
そこで出来たストーリーの質は、
想いと練った時間に比例する。
そう思いました。